東海オープン2023 大会 速報レポート

2023年最後の公式オープン大会、ビギナーも多数参加し、大盛況で閉幕

JTSF(Japan Table Soccer Federation)主催による東海オープン2023(2023年11月10日~12日)が、446ブービーズ(愛知県・安城市)にて開催された。

 JTSF主催の公式大会としては、6月に開催された関西オープンに続く2023年度2回目の大会となった東海オープン。関西オープンに続いて参加したプレイヤーや、今年度初めての公式大会参加となるプレイヤーも含め69名(各種目参加者のべ157名)のテーブルサッカー選手が11月10日の前夜祭を皮切りに、11月12日までの3日間にわたり白熱のゲームを繰り広げた。今大会もITSF(International Table Soccer Federation)・ATSA(Asia Table Soccer Association)の公認大会となり、大会結果はJTSFによるプレイヤーランキングに反映される事はもちろん、JTSF、ATSFのランキングにも反映される極めて重要な大会となり、参加者が繰り広げる真剣な試合は迫力に満ちたものとなった。

また、開催会場の提供にあたった大会協力店舗や地元在住のJTSF協会スタッフの尽力もあり、テーブルサッカー未経験者や初心者など開催の地元から24名が参加するビギナーダブルス種目も開催され、参加者のプレーする熱狂の声が会場中を包むほどの盛り上がりをみせ、テーブルサッカーの魅力をビギナーの方々に直接体験してもらい普及につなげるための意義深い大会となった点も印象的だった。また、大会当日には地元のグルメ店提供メニューやコーヒー専門店の出店、地元有志の協力による大会開催期間のみ限定提供のカレーメニューなどもあり、プレイヤーはテーブルサッカーのみならず、地元の味も満喫できるという、かつてないホスピタリティあふれる大会となった。

丁寧にドリップして淹れてくれる香り高いコーヒー(daisy coffee)

コクのある深い旨みが味わい深いスパイスカレー(地元有志提供)

名古屋といえばはずせない、どて煮を載せた丼(魚菜食しゃもじや

主な競技結果

◎11月11日オープン・シングルス (エントリー30名)

オープン・シングルス 優勝 川中健人

優勝:川中健人(日本)

2位:鈴木雅雄(日本)

3位:稲上裕仁(日本)

【決勝ゲーム】
ベスト・オブ・3ゲーム/5点先取(トルネード)

川中健人 2ゲーム ― 鈴木雅雄 0ゲーム

1stゲーム: 川中健人 5 ― 鈴木雅雄 4

2ndゲーム: 川中健人 5 ― 鈴木雅雄 0

1stゲームは、川中が2ポイントを先行してスタートしたが、すぐさま、鈴木が2ポイントを取り返し同点に追いつく。その後、川中が5BARからのショットを含め2ポイントを取りセットポイントとなり、鈴木がすぐ2ポイントを取り返す展開でゲームボールに。その後、5点目のシュートのチャンスが川中に到来、先行してきた流れでセットのウイニングポイントを狙う川中、ここまではロールオーバーショットで攻めていたが、プルショットを選択しセット。プルからのキックで1ゲーム目をスコア5-4の僅差で勝利。
続いての2ndゲームも川中のバックスからのアングルのついたショットで1点目先取からスタート。続いてフロントのカウンターで1点、更にバックスからの1点と、立て続けに川中が計3ポイントを積み重ねる展開に。鈴木がなかなか得点を得られない展開が続き、川中には4点目のシュートチャンスが到来。ここでも川中はプルショットを選択し見事にファーサイドに得点を決めマッチポイントの王手。完全に試合の流れは川中へ、そしてウイニングショットもプルショットをニアサイドへ決め、オープンシングルス優勝を勝ち取った。

<優勝 川中健人・インタビュー>
テーブル・ボールのコンディションで多少のやりにくさはありましたが、予選ラウンドはひとつ落としてたとはいえ本選まで順調に進んでこれました。決勝戦の1stゲームは、ゲームボールまでいきましたが、先行して進んでいたので流れは悪くなかったです。ただロールオーバーのショットを結構止められていたので、5点目のショットはプルショットを選択し、結果、決める事ができました。2ndゲーム、展開としては一方的に点が取れていましたが、相手は自分より格上だと思っていましたので、気持ち的には決して余裕という感じはなかったですね。やはり2ndゲームも1stゲームと同じ理由からプルショットを選択し勝つことができました。

◎ 11月12日オープン・ダブルス(エントリー17組34名)

オープン・ダブルス  優勝ペア 稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude

【順位】

優勝:稲上裕仁(日本)/Duque Nicolas-Claude(日本) 

2位:須田貞雄(日本)/須田ひまわり(日本) 

3位:村越和巳(日本)/吉田裕司(日本)

【決勝ゲーム】

ベスト・オブ・3ゲーム/5点先取(トルネード)

稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 2ゲーム ― 須田貞雄/須田ひまわり 0ゲーム

1stゲーム: 稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 5 ― 須田貞雄/須田ひまわり 3

2ndゲーム: 稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 5 ― 須田貞雄/須田ひまわり 4

1stゲームは、須田(ひ)がプルショットでファーサイドへ1ポイントを決めてスタート。その後、稲上がロールオーバーで3ポイントを連続して決めリード。続いて須田(ひ)が1ポイントを返し、スコアは1点差に。その後、Nicolasがバックスからアングルのついたショットをシュートし1点を追加し4点目を得点。続いて須田(ひ)も1点を返すが、最後は稲上が1stゲームを決める5点目を決めた。須田・須田ペアは追いかけるも逃げ切られた形となった。

2ndゲーム開始からは、なかなかお互いに点が決まらない状態が続き膠着状態。須田・須田ペアがタイムアウトを取り、試合再開後からゲームが動き出す。稲上が2ndゲームの1点目を決めると、更に稲上が1点を追加、続いて今度はバックスのNicolasが1stゲームで決めたのと同じようなアングルのついたショットをバックスから決め、一挙に3点を先取。一気に流れが決まったように見えたが、須田(ひ)がストレートに一本ショットを決め1点を取り返すと、続いて須田(貞)がバックスからブラッシュで1点を追加し1点差まで追いつく。更に須田・須田ペアが2回目のタイムアウトを取り再開後に再び須田・須田ペアが1点を取り3-3の同点まで追いつく展開に。その後、稲上が4点目を狙い力強く放ったシュートが相手の壁に当たり、自らのゴールへ跳ね返って入るオウンゴールとなり、先行を許していた須田・須田ペアが遂に逆転をし、セットポイントに。その後、今度は稲上がロールオーバーでファーサイドに1本を決め、4-4の同点、2ndゲームのゲームボールに。緊張感が漂うなか、稲上・Nicolasペアがタイムアウトを挟み、最後のウイニングショットを稲上が放つが、直には決まらず、流れ玉となりゴールイン。見事、オープンダブルスの優勝を勝ち取った。緊迫感のある展開で、非常に見ごたえのある、決勝にふさわしい好ゲームだったといえる。

<優勝ペア 稲上裕仁/Duque Nicolas-Claudeインタビュー >
ゲーム全体としてはNicolasが後ろで試合を見ながらアドバイスをくれるので助かっています。1stゲームはリードしながら進められたし、Nicolasがいいタイミングでバックスから決めてくれて助かった。2ndゲームで同点に追いつかれてきたあたりは結構プレッシャーを感じていた。でも自分のシュートが相手の壁に当たってオウンゴールしてしまって逆転された時は、それほどメンタルには影響しなかったです。試合にはアンラッキーはつきものだし、どこかでこっちにラッキーな事も起こりうるわけですから。現に最後のウイニングショットは逆にラッキーでうちの得点になって優勝できましたからね。(稲上) 関西に続いて東海でも優勝できたので嬉しいですね。僕もいいところでバックスから2点決めたしね(笑)僕には裕仁といういいパートナーがいてくれて最高です。(Nicolas)

その他の競技結果

プロ・アマダブルス 1位:成田真名夫/村越和巳  2位:岩田拓実/宮下好美 3位:須田ひまわり/山下忠良

ルーキー・ダブルス 1位:森安将吾/八木美有紀 2位:宮崎将伍/宮下好美 3位:藤平浩史/吉田繁行

ビギナー・ダブルス 1位:青山唯/田中愛子 2位:大澤恵斗/金本昴志郎 3位:大野一道/小池匠

*最終的な大会結果、各種ポイントなどはJTSFのHPにて掲載される予定

*大会の模様は、YOUTUBEにて配信中 

Tokyo Table Soccer TV( https://www.youtube.com/@YUZIxxx )

JTSFより

「東海オープン2023」開催にあたり会場提供、競技用テーブル貸出、入賞者贈呈用トロフィー提供、飲食出店協賛、副賞提供をいただきました皆様に、感謝・御礼申し上げます。

【会場提供】
446ブービーズ

【競技用テーブル貸出協力】
Dining cafe & Live Four Roses

【入賞者贈呈用トロフィー提供】
 渡辺 歩
【飲食出店協賛】
daisy coffee』(コーヒー) 
魚菜食しゃもじや』(どて丼・どて煮)
地元有志(カレー)

【副賞協賛】
Dining cafe & Live Four Roses』 
BOOBY’S BRITISH PUB 太田川店』  
ブービーズ豊田店』 
『ラウンジ蜜柑』 
pub & kitchen 23STAND』 

毎日新聞で関西オープン2023の様子が掲載されました!

先日 2023年6月24日~-25日 、日本テーブルサッカー協会主催、オウギマチラブブリトー共催にて行われた「関西オープン2023」の様子が、毎日新聞に取り上げられました。

卓上のワールドカップ 人気上昇中、テーブルサッカー 国内4年ぶりの国際大会 大阪・北区 /大阪 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

https://mainichi.jp/articles/20230805/ddl/k27/040/243000c

※全文を閲覧するには、毎日新聞WEB版の定期購読が必要です。

今後も精力的に活動を行い、新聞・メディアを通じてテーブルサッカーの魅力をアピールし、日本におけるテーブルサッカーの発展と、ひいては健全なスポーツマンシップの育成などの社会貢献活動につなげてまいります。

関西オープン2023 種目別結果のお知らせ

先日開催しました、関西オープン2023(2023年6月23日~25日)の各種目ごとの順位を掲載いたします。

オープンシングル

順位選手名
1位岩田 拓実
2位川中 健人
3位Daniel Yang
4位吉田 裕司
5位寺澤 良太
5位稲上 裕仁
5位森安 将吾
5位Duanmu Chuanyun
9位成田 真名夫
9位吉村 風輝
9位太田 充俊
9位江藤 敏徳
9位植野 穣
9位橋本 恵理
9位下田 一幸
9位須田 ひまわり
17位Dhifallah Moncff
18位Duque Nicolas-claude
19位須田 貞雄
20位南 雄貴
21位古澤 駿
22位須田 麻美
23位植田 理恵
24位吉田 繁行
25位荒砂 和馬
26位山下 忠良
27位藤平 浩史
28位吉田 之輝
29位雑賀 友紀
30位羽室 亜紀

ルーキーダブルス

順位選手名
1位南 雄貴 / 寺澤 良太
2位森安 将吾  /  田中 渚
3位山下 忠良  /  吉村 風輝
4位藤平 浩史  /  吉田 繁行
5位藤田 暁  /  藤田 健
5位thomas hector  /  ジュンイチ サトウ

オープンミックスダブルス

順位選手名
1位稲上 裕仁  /  植田 理恵
2位雑賀 友紀  /  須田 ひまわり
3位成田 真名夫  /  八木 美有記
4位須田 麻美  /  山下 忠良
5位吉田 裕司  /  羽室 亜紀
5位吉田 繁行  /  橋本 恵理
5位須田 貞雄  /  田中 渚
5位古澤 駿  /  古澤 愛里

オープンダブルス

順位選手名
1位稲上 裕仁  /  Duque Nicolas-claude
2位鈴木 雅雄  / 横山 貴
3位岩田 拓実  /  成田 真名夫
4位須田 貞雄  /  須田 ひまわり
5位川中 健人  /  江藤 敏徳
5位植野 穣  /  吉田 之輝
5位古澤 駿  /  粟津 仁太
5位南 雄貴  /  寺澤 良太
9位植田 理恵  /  八木 美有記
10位Daniel Yang  /  森安 将吾
11位太田 充俊  / 荒砂 和馬
12位吉田 裕司  /  藤平 浩史
13位雑賀 友紀  /  松本 守貴
14位下田 一幸  / 吉田 繁行
15位須田 麻美  /  山下 忠良
16位橋本 恵理  /  羽室 亜紀
17位田中 洋介  /  桑原 朋裕

オープンウーマンダブルス

順位選手名
1位橋本 恵理  /  羽室 亜紀
2位植田 理恵  /  八木 美有記
3位須田 麻美  /  須田 ひまわり

関西オープン2023 大会 速報レポート

コロナ禍後、初となる公式戦、熱い戦いを繰り広げて閉幕

JTSF(Japan Table Soccer Federation)主催による関西オープン2023(2023年6月23日~25日)が、オウギマチラブブリトー(大阪市・北区)にて開催された。

コロナ禍により2019年を最後に公式戦の開催は中止が続いていたが、今回、実に4年ぶりとなるJTSF主催による公式大会となり、日本各地はもとより韓国、シンガポール、フランスといった海外からの参加も含め、43名(各種目参加者のべ178名)のテーブルサッカープレイヤーが集結し熱戦を繰り広げた。


 また、久々となった今大会は、ITSF(International Table Soccer Federation)・ATSA(Asia Table Soccer Association)の公認大会でもあり、国際的なランキングポイント獲得のための非常に重要な大会となったことはもちろんだが、コロナ禍による長期間の中断が続いたこともあり、久々に顔を会わせるプレイヤー同士が親交を深める姿が非常に印象的な大会にもなった。


 また、主催者である JTSF にとっても、昨年12月に新会長が就任し、新体制発起人メンバーによる数ヶ月の協議のもと、ようやく実現をした大会開催となった。「新体制になってゼロからイチへと組織や大会を作り出すなかで、手応えのある大会となった」と語る植野 穣・JTSF 会長は、大会運営に関しては極力、公平性を意識したいとの方針を掲げる。決して大きな大会とは言い難いが、海外からの選手が大会へ参加してくれたのも、協会の地道な広報活動や対応などの成果と考えたい」と、今回の大会の成功を前向きに捉え、協会としては、年内にあと1~2回の公認大会の開催実現、JTSF会員の総会の開催などを目指し、活動を加速していくとのことだ。「大会の開催を機会にして、若いプレイヤーやこれまでフーズボールを知らなかった人に参加してもらえるように広報活動により力を入れていきたい」と大会を終え、語る会長、競技人口と選手層の拡大が、協会の何よりの課題となる。 

主な競技結果

◎6月24日オープン・シングルス (エントリー30名)

【順位】
優勝:岩田拓実(日本)

2位:川中健人(日本)

3位:Daniel Yang(韓国)

【決勝ゲーム】
ベスト・オブ・3ゲーム/5点先取(ボンジニ・トルネード)
岩田拓実 2ゲーム ― 川中健人 0ゲーム
1stゲーム: 岩田拓実 5 ― 川中健人 3
2ndゲーム:岩田拓実 5 ― 川中健人 2

1stゲームは、ボンジニテーブルからスタート。岩田の2ポイント先取でゲームがはじまり、川中がすぐ2ポイントを取り返した後、岩田のポイント、さらに川中のスネークショットが決まり、スコアは3対3とお互い一歩も引かない展開となったが、最後は岩田の5ロッドからのアングルのあるミドルショット、さらにバックスからのスプレーショットが決まり、岩田が1stゲームを先取した。
2ndゲームはトルネードテーブルでプレイ。先制点は川中が相手ボールをはじいた5ロッドから1ポイントを奪うが、その後、立て続けに岩田がバックスより2ポイントを奪う。続いて、川中が1ポイントを取り、2対2の同点に追いつくも、最後は岩田がプルショット、プルのリバースなどで3ポイントを連取し、そのままゲームセット。

<優勝 岩田拓実・インタビュー>
決勝戦はゲームの流れが良かった、こちらの意図していた狙いがうまくはまったポイントもあり勝利に結びついたと思う。久々の公式戦だったし、大阪に来るのも久しぶり。新しい関西のプレイヤーが増えていて、大会自体が盛り上がって本当に楽しかったですね。

◎ 6月25日オープン・ダブルス(エントリー17組34名)

【順位】

優勝:稲上裕仁(日本)/Duque Nicolas-Claude(日本) 

2位:鈴木雅雄(日本)/横山 貴(日本) 

3位:岩田拓実(日本)/成田真名夫(日本)

【決勝ゲーム】

ベスト・オブ・3ゲーム/5点先取(ボンジニ・トルネード)

稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 2ゲーム ― 鈴木雅雄/横山 貴 1ゲーム

1stゲーム: 稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 1 ― 鈴木雅雄/横山 貴 5

2ndゲーム: 稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 5 ― 鈴木雅雄/横山 貴 4

3rdゲーム: 稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 5 ― 鈴木雅雄/横山 貴 1

 1stゲームは、ボンジニテーブル。ゲーム開始から鈴木が立て続けに3ポイントを先取し、さらにバックス横山も1ポイントを追加、鈴木・横山ペアが4ポイントを先取したタイミングで、稲上・Nicolasペアがタイムアウトをとり、立て直しを図る。試合再開後、Nicolasがバックスからアングルのついたロングショットを決め、1ポイントを取り返すが、鈴木の5ポイント目が決まり、試合の流れを変えるまでには至らず、1stゲームは鈴木・横山ペアが先取。

 2ndゲーム、舞台はトルネードテーブルへ。先制点は稲上・Nicolasペアだったが、鈴木・横山ペアが3ポイントを続けて連取し、スコアは1対3と鈴木・横山ペアがリード。1stゲームの勢いで鈴木・横山ペアが試合を決めるかのように見えたが、その後、稲上・Nicolasペアが1ポイント返すと、続けて2ポイント連取、4対3と逆転。その後、ミスもあり鈴木・横山ペアが1ポイント取り、試合は4対4のゲームボール。最後は稲上がピンショットを決めて2ndゲームを取り、ゲームカウントは1対1のドローに。

 3rdゲーム、ファイナルゲームはボンジニ、トルネードのマルチテーブルにて開始。これまでの流れと打って変わって、ボンジニ、トルネードと稲上・Nicolasペアが3ポイントを連取。鈴木がピンショットで1ポイント返すも、勢いは完全に稲上・Nicolasペアへ。Nicolasがバックスから1ポイントを取り、4対1のマッチポイント。最後は稲上がゴールを決めて、オープン・ダブルスの優勝を勝ち取った。

<優勝ペア 稲上裕仁/Duque Nicolas-Claudeインタビュー >
意図を持ってボンジ二テーブルをチョイスした作戦だったが、1stゲームは裏目に出てしまった(稲上)。最初は少し緊張もあったけど、2ndゲームは稲上の得意なトルネードでファイナルゲームに持ち込めた。優勝できて嬉しい。久しぶりの公式大会、大阪のローカルプレイヤーや海外からも多くの選手が参加していて様々なスタイルのプレイヤーと試合を楽しめた。(Nicolas)

その他の競技結果

MIXダブルス 1位:稲上裕仁/植田理恵  2位:雑賀友紀/須田ひまわり 3位:成田真名夫/八木美有紀

ウーマン・ダブルス 1位:橋本恵里/羽室亜紀 2位:植田理恵/八木美有紀 3位:須田ひまわり/須田麻美

アマチュア・ダブルス 1位:寺澤良太/南 雄貴 2位:田中 渚/森安将吾 3位:山下忠良/吉村風輝

*最終的な大会結果、各種ポイントなどはJTSFのHPにて掲載される予定

*大会の模様は、YOUTUBEにて配信中 

Tokyo Table Soccer TV( https://www.youtube.com/@YUZIxxx )

 

海外プレイヤーも関西オープン2023へエントリー!

フランスから日本への旅行中にフーズボールをできる場所をインターネットで探し、大会へエントリーした、Thomas Hector(写真右)とJunichi Saito(写真左)。

シンガポールから参加した、Duanmu Chuanyun(写真右)。オープン・シングルス5位入賞と活躍。

韓国から参加のDaniel Yangはオープン・シングルス3位入賞。大会参加と日本のラーメンを目的に来日。大会の合間をぬってラーメン行脚もこなしたとか。

JTSFより

「関西オープン2023」開催にあたり、会場をご提供いただきました、オウギマチラブブリトー( https://ogimachi-burrito.com/ )、ならびに入賞者贈呈用トロフィーをご提供いただきました、渡辺 歩 様に、感謝申し上げます。

次期会長の決定について

会員の皆様へ

2022年11月29日に植野様の活動方針を掲載させて頂き、会員の皆様には質疑応答のお知らせを送信させて頂きました。

活動方針の掲載より

結果、どなたからも質問は寄せられませんでした。
よって質疑応答は実施されないまま12月11日に植野 穣様が日本テーブルサッカー協会の会長に就任されます。

引き続き当協会へのご協力をよろしくお願いいたします。


日本テーブルサッカー協会 小林 充

活動方針の掲載

会長選の立候補者と今後についてより

次期会長に立候補された植野様より、JTSFの今後の活動方針を提出していただきました。

会員の皆様には、メールにて同じものを送付しお送りいたします。ご質問、ご要望がありましたら、そのメールに内容を記載されたのち、ご返信いただければ幸いです。

引き続き、当協会へのご協力をよろしくお願いいたします。

日本テーブルサッカー協会 小林 充

会長選の立候補者と今後について

当協会の会長選の続報となります。

会長選のお知らせより

立候補者について

10月30日の立候補締め切りの時点で、以下の2名の立候補届け出がありました。

立候補者

  • 古澤 駿 様 
  • 植野 穣 様 

(届け出順) 

立候補者の辞任および選挙運営の引き継ぎについて

 選挙の実施の準備を進めているなか、古澤 駿様より会長選への立候補取り下げの申し出がありました。また、当選挙の運営を担当しておりました古澤 駿が、一身上の都合により11月9日に当協会の会長代行を辞任いたしました。

そのため、今後の選挙の運営につきましては、前会長の、小林 充が引き継ぐことにとなりました。引継ぎ時の混乱があり、皆様へのご連絡が遅れたことをお詫びいたします。

今後の流れについて

 選挙の今後の流れとしたしましては、立候補者が1名のみであったため、植野 穣様が無投票で当選する予定です。

 就任に際して、今後の活動方針をご提示いただき、会員からの質疑応答やご要望をお寄せいただきまして、植野 穣 様に御回答をお願いし今後の運営に役立てていただこうと考えております。

 今後の予定としては、植野様の活動方針を11日末日にホームページ上に公開するとともに、メールにてその内容を会員の皆様にお送りいたします。ご質問、ご要望がありましたら、そのメールに内容を記載されたのち、ご返信いただければ幸いです。

引き続き、当協会へのご協力をよろしくお願いいたします。

日本テーブルサッカー協会 小林 充

会長辞任のお知らせ

コロナウィルス感染の第7波の中、まだまだ警戒を緩めることができない日々が続いておりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

さて、私事ではございますが、一身上の都合により会長職を継続することが困難となり、この度、同職を辞職することを決意いたしました。微力な私が、在任中にテーブルサッカーの発展に寄与する立場に居ることができましたのは、ひとえに皆様のご指導とご支援のおかげと心から感謝申し上げます。今後、新会長が決まるまでの協会の業務につきましては、古澤駿が引き継ぎます。

会長選の詳細につきましては追って発表する予定となっております。今後も引き続き、当協会へのご協力をよろしくお願い申し上げます。

日本テーブルサッカー協会小林充

テーブルサッカー標準マッチプレー・ルール2019日本語翻訳版を公開しました

 ITSF RULES OF TABLE SOCCER  Standard Matchplay Rules Ver1.0」の日本語翻訳版を公開します。

長らくお待たせいたしましたが、「ITSF 標準マッチプレー・ルール 2019 (Ver.1.0)」の日本語版が完成いたしました。翻訳にあたってご協力いただきました、熊倉奈菜さん、佐々木千絵さん、山本駿康さんに深く感謝いたします。 

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

 蔓延するコロナウィルスの第3波の中、皆様も大変不自由な生活を強いられていらっしゃるかと思います。

 このウィルスのために、2019年のJTSFの活動は非常に制限されたものとなりました。公式の大会は開催できず、車椅子使用者への体験会や東京おもちゃ美術館での体験会はそれぞれ1回のみでした。ITSFもまた多くの大会が実施できず、今年開催予定であったワールドチャンピオンシップとワールドカップの来年への延期が決定されました。

 それに伴い、ワールドチャンピンシップへの参加資格を決めるポイント獲得の期間を2019-2020年から2019-2021年とする事としました。JTSFとしてもITSFにならい次回ワールドチャンピオンシップおよびワールドカップ代表選出のためのポイントの集計期間を2019-2021年とさせて頂きます。

 このコロナ禍の中、ITSFは加盟国に各国のオリンピック委員会や体育連盟に働きかけ国民的なスポーツとして認めてもらうように活動するように求めてきました。そこで私はJOCに3回メールを送りましたが返信はありませんでした。次に日本スポーツ協会に問い合わせてみました。返信がきてスポーツ団体として加盟するための条件が送られてきたのですが、法人格を有し、8都道府県に支部を持ち、毎年の加盟料を支払うという現在のJTSFにはハードルが高いものでした。よって、引き続き加盟できる団体を探していくつもりです。

 十分な活動ができない中、JTSFとしては2019年に新たに発表されたITSFのルールブックの日本語訳に着手しました。なかなかややこしい英文であるため、翻訳には手間取っていますが今年の前半ぐらいまでには完成を目指しております。

 さて、皆様の一番の関心事は今後の大会開催についてかと思います。ITSFは大会の開催はコロナウィルス感染に対する各国の政府の方針に従うよう求めています。コロナウィルスパンデミックが終息し、3密での大会であっても問題なく開催できるという政府の発表を待ち、大会の開催を計画しようと考えております。

 コロナウィルスのワクチン接種も来月から開始されるようですが、多くの人に行き渡るまでにはまだまだ時間がかかりそうです。感染が終息した後に皆様に大会会場でお会いできる日を楽しみにしております。その時までコロナに感染しないよう十分にお気をつけてお過ごしください。皆様のご健康をお祈りいたします。

小林 充