
テーブルサッカー ワールドカップ(国別対抗戦)、ワールドチャンピオンシップ(世界選手権)が2025年6月23日~29日 スペインのサラゴサで開催されました。
<主催:ITSF(International Table Soccer Federation)>
本大会は世界30ヶ国の国々から1377名のプレイヤーが参加する世界最大級の大会で、JTSF(日本テーブルサッカー協会)からは17名の日本選手団が大会に参加しました。世界各国のプレイヤーとの真剣勝負を繰り広げるとともに、同じ競技を志すプレイヤーとして多くの選手たちと親交を深めました。世界の壁はまだまだ厚いですが、この大会参加の経験が今後の日本のレベルアップに繋がることを期待します。
大会成績についてはこちらをご覧ください。
キャプテンコメント
Senior National Team キャプテン 成田 真名夫
今回キャプテンとしてやらせていただいて、個人戦よりも相当なプレッシャーがかかりました。シングルも含め、組み合わせを決めるのが、本当に難しかった。
選手交代等も、自分では最善だと思っても、失敗したなと思う時もありました。
WC、いままで出場した中よりも凄く良く戦えたと思います。が足りないものは何だったのか?シュート力、ディフェンス力、パス・パスカット力。普段遊びながらでも、一生懸命練習するしかない。そうすれば、勝てる試合が増えると思います。
シニアプレーヤーがかなり増えてきたので、色々な組み合わせが考えられる気がします。
次のWCでは、もっと頑張りましょう!
是非皆さんもWCに参加して欲しい。
最後に、個人的な感想になりますが、現地で君が代を唄うのは、感動的です!
皆さんも代表目指して頑張ってください!!
Men’s National Team キャプテン 川中健人
2025年、テーブルサッカー日本代表として再びワールドカップに出場しました。前回2019年の出場から6年、会場はスペインでした。初出場の際は、世界のレベルの高さを痛感し、悔しい思いで終えたことを今でも覚えています。
しかし今回は、前回の経験と日々の練習の成果を活かし、落ち着いて試合に臨むことができました。チームメイトとも密なコミュニケーションを取り、一丸となって戦い抜きました。
その結果、前回は届かなかった目標を達成し、個人・チームとして過去最高の成績を収めることができました。それは挫折から生まれた、確かな一歩となりました。
世界のトップとの差はまだ大きいですが、今回の経験を活かし、これからも着実に成長し、日本のテーブルサッカー界を盛り上げていきたいと考えています。
Women’s National Team キャプテン 植田理恵
初めてワールドチャンピオンシップの出場権を得ることができ、参加させて頂くかどうかを物凄く悩み、色々な人達に相談にのってもらい、行くことを決断し、参加出来て本当に良かったと思います。
自分に足りないものを改めて感じれた大会でしたし、世界のトッププレイヤーの試合を目の前で見ることができ、試合前の緊張感、試合中の熱量、ワールドチャンピオンシップ、ワールドカップでしか感じることのできない経験ができました。
この経験を今後の練習に活かしつつ、参加させて頂いた感謝を忘れないようにしていきたいと思います。
ウーマンはメンバーが足りず、ワールドカップに参加することが出来ませんでしたが、メンズ、シニアの試合を観て、次回はウーマンも参加出来たらと思いました。
スペインはとても暑かったですが、ご飯も美味しく、出会った人達は良い人たちばかりでした。初めてのヨーロッパ旅行がスペインで良かったと思っています。
大会試合Youtube リンク
JTSF 会長謝辞
このたび日本テーブルサッカー協会(JTSF)は、史上最多となる総勢17名の日本代表選手団(男子6名、女子4名、シニア5名)を選出し、ワールドカップおよびワールドチャンピオンシップに臨むことができました。
また、スポンサーとしてご支援くださいました 株式会社電通総研セキュアソリューション様、ユニフォームをご提供いただいた アディダス ジャパン株式会社様 に、心より深く御礼申し上げます。
私自身、会長就任後初めて迎えた本大会を無事に実行できましたのは、ひとえにJTSFのステークホルダーの皆様——参加選手の皆様、ご家族の皆様、ご協賛いただいた企業の皆様、メディア関係者の皆様、そして日頃よりご尽力いただいている関係者各位——の温かいご支援とご指導の賜物でございます。
今後は、この経験を糧に、より一層プロフェッショナルな組織運営、大会開催の充実、ジュニア育成、クラブチーム戦の推進など、多方面からテーブルサッカーの発展に寄与してまいります。引き続き、皆様のご支援とご声援を賜りますようお願い申し上げます。
日本テーブルサッカー協会 会長
植野 穣