ジャパンオープン2024 大会レポート

国内最大規模のテーブルサッカーの国際大会が11月15日~17日の3日間にわたり開催された。今大会は25周年となる記念すべき大会でもあり、海外からの参加も含め、のべ194名のプレイヤーが参加、日本最高峰の大会にふさわしい記念大会となった。また今回の開催にあたっては、国際大会にふさわしい会場提供にご協力いただいた、SAP(Study Abroad Pub)やテーブル搬入・会場整備などに尽力していただいたフーザーのみなさまなど、多くの方々の協力により、今大会を成功に導くことができたといえる。あらためて、多大なる協力をいただいた皆様に感謝申し上げます。

主な競技結果

◎11月16日オープン・シングルス (エントリー42名)

【順位】
優勝:James Castillo

2位:岩田拓実

3位:鈴木雅雄

【決勝ゲーム】

ベスト・オブ・5ゲーム/5点先取(トルネード)

James Castillo 3ゲーム ― 岩田拓実0ゲーム

1stゲーム: James Castillo5 ― 岩田拓実4

岩田がバックスから1点、続けてフロントのプルショットをミドルに決めて2点を先行。その後、Jamesが3メンのニアサイドの人形からアングルをつけたショットでシュートを決め1点を返す。岩田のファイブからのパスショットが流れそのままゴールし岩田が3点目。今度は岩田のゴールサイドのバックスに流れたボールがイレギュラーに当たりそのままオウンゴールでJamesの得点となり岩田のリードは1点に。続いて、岩田が相手のバックスからのボールをフロントで止めてすぐさまプルでシュートを決め4点目を獲得。このまま岩田の流れになるかと思えたが、その直後にJamesが5メンからシュートを決め3点目を決める。続いて、岩田がフロントからのシュートを放つと跳ね返りの球がそのまま自らのゴールに入ってしまい、気がつけば4-4のゲームボールに。最後はJamesがロールを決め逆転し1stゲームを勝利した。。

2ndゲーム: James Castillo5 ― 岩田拓実1 

2ndゲームは終始Jamesのペースで進む。バックスから1点、フロントのロールで1点とJamesが試合開始から続けて2点を先取。その後、岩田がリバースのプルショットで1点を返すものの、Jamesがロールで1点、岩田のファイブパスをカットし3メンに流れてきた球をそのまま直接打ち込んでゴールを決め、4点目を得るとさらに続けてロールでファーサイドに決め、2ndゲームもJamesが勝利。

3rdゲーム: James Castillo5 ― 岩田拓実1

3rdゲームに入ってもJamesの勢いは変わらず、ロールショットで1点目を取ると、続いてピンショットで2点目、ファイブメンから相手の壁に当て3メンで球を取ると間髪入れずにキックショットで3点目、さらにロールを決めて、一気に4点をあげる展開に。その後、岩田がバックスからプルショットで1点を返すも、Jamesがフェイントをかけたロールでウイニングショットを決め、オープンシングルスの勝利を勝ち取った。

<優勝 James Castillo インタビュー>

1 stゲームは途中2-4で大きく負けていました。私はBump kick(Push kick± tictac)
を通常使いますが、Takumiがうまくブロックしていたので、Snake Shotに変えました。それで流れを呼び戻し1 stゲームを勝てたことが大きかった。このポイントで流れを掴んだことが最大の勝因だと思います。Takumiは素晴らしいオールラウンダー選手で、今回日本で彼のプレースタイルをずっと注目していました。パスが素晴らしくブロックも素晴らしい。彼のプレースタイルは大好きで敬意を表します。Japan Open については上海で色々なプレーヤーから、日本は7点先取があるので怖いという話を聞いてきましたが、実は私は大好きです。なぜならchallenge of the gameが重要で、一切、手が抜けない状況下で対戦経験をすることは極めて重要だからです。私もClassicでShuya+Yosshy組に負けましたし、緊張や対戦する集中力を養うことが重要であると思います。今回の大会は、運用、オペレーションや時間管理が素晴らしく、スタッフの皆様がスムーズに進行されていたことに感謝します。会場も綺麗で素晴らしかった。

◎11月17日オープン・ダブルス (エントリー26チーム)

【順位】
優勝:Dan Barber/Jerry Todd

2位:杉田憲司/矢野澤礁

3位:川中健人/江藤敏徳

【決勝ゲーム】

ベスト・オブ・5ゲーム/5点先取(トルネード)

Dan Barber/Jerry Todd  3ゲーム ― 杉田憲司/矢野澤礁 0ゲーム

1stゲーム:Dan Barber/Jerry Todd5 ― 杉田憲司/矢野澤礁2

試合開始後、ファーストポイントは杉田がロールでニアサイドへ得点、さらに続けて杉田がロールで2点目を決め先行する。その後、Danがプッシュショットでミドルへ1点を決めると、Jerry とフロントを交代。今度はJerry がプルキックで2点目を獲得。さらに続けてJerryが今度はロールで3点目を決める。その後、3メンでボールを保持するとDanと交代、Danがプッシュのリバースショットで4点目を獲得。再びJerryがフロントに代わり、相手のパスをカット、ファイブマンでボールを保持すると、Danがフロントに交代。そしてそのままDanがプッシュで1stゲームを勝ち取る。Dan とJerryがフロントとバックスを適宜入れ替わり試合の流れを呼び込んだチームワークが光る1stゲームとなった。

2ndゲーム:Dan Barber/Jerry Todd5 ― 杉田憲司/矢野澤礁2

2ndゲームは杉田がロールのミスショットボールが再び3メンに戻ってきたところをそのままダイレクトにシュートを打ち1点目を獲得。その後、すかさずDanがプッシュショットで取り返し同点。続けてJerryのバックスからのショットがイレギュラーなバウンドをしゴールし2点目、さらにDanがプッシュを決め3点目を取り2点をリードする展開に。杉田・矢野澤ペアのタイムアウトを挟み、再び得点はDanが取り4点目を得るが、杉田がロールをファーサイドに決め1点を返し、スコアは4-2に。最後はDanがプッシュを決め2ゲーム目もDan・Jerryチームが勝利。

3rdゲーム: Dan Barber/Jerry Todd5 ― 杉田憲司/矢野澤礁3

3rdゲームはDanがプッシュを決め1点目を得ると、今度は杉田がロールで1点を返し、さらに矢野澤がバックスからのアングルをつけたショットで2点目を獲得しリード。しかし、Danが再びプッシュで1点を返し同点に。今度は杉田の放ったロールショットが壁にあたり跳ね返り、そのまま自陣のゴールに入ってしまいDan・Jerryペアが1点をリードする展開に。しかし再び杉田がロールを決めて再びゴールし3-3の同点、お互いが一歩も引かない緊張感のあるゲームが繰り広げられる。そしてDanがプッシュのミドルで4点目を決めマッチポイント。最後は3メンでボールを保持したDanがファーサイドの人形からアングルをつけて引きながら打ったショットが決まり、見事、オープンダブルスのタイトルを手に入れた。。

優勝 Dan Barber/Jerry Toddインタビュー

第一セット、序盤でプッシュショットのロングを止められていたこともあり、途中ミドルに切り替えスコアできたのでミドルを打ち続けました。Yanoshoがアジャストできなかったこともあったと思います。土曜日にKenjiと事前にプレーができたことも重要で、Jerryと対策を練っていました。事前に対戦相手も研究しておくことが大事だと思います。KenjiとYanoshoの対戦はタフなゲームでした。日本のすべてのみなさんのプレースタイルにはリスペクトいたしますし、このお二人も例外ではなく素晴らしい、我々もいい経験ができました。 Japan Openはテーブルによってメンテナンスが必要なものもありましたが、しかし、運営の時間管理が行き届き、素晴らしい大会でした。是非みなさんにCompetitive game(アグレッシブに戦う試合)を経験してほしいですし、世界で対戦して勝ってほしいです。

その他の競技結果

Open Mixed Doubles 1位:Dan Barber/須田麻美 2位:稲上裕ニ/Daugelaite Karolina 3位:古澤駿/植田理恵

Classic Doubles 1位:Gitae Kim/Adam Jurasek 2位:Nick Furci/James Castillo 3位:岩田拓実/宮下好美

Open Woman Singles 1位須田麻美 2位:Daugelaite Karolina 3位:須田ひまわり

Senior Doubles 1位:Dan Barber/Jerry Todd 2位:岩田拓実/成田真名夫 3位:植野 穣/吉田之輝

Non(Senior+Woman)Doubles 1位:Nick Furci/James Castillo 2位:川中健人/
藤平浩史 3位:Povilaitis Vytautas/Adam Jurasek

東海オープン2024 大会レポート

ビギナーからトップ選手までが集結し熱い攻防を繰り広げ閉幕

JTSF(Japan Table Soccer Federation)主催による東海オープン2024(2024年9月6日~8日)が、昨年に続き446ブービーズ(愛知県・安城市)にて開催された。

関西オープンに続くJTSF主催の公式大会ということで、関東や関西などからの遠征組や、地元愛知のベテランプレイヤー、ビギナープレイヤーなど多数の選手が集い熱戦を繰り広げた。また今回は中日新聞社による大会の取材も行われ、9月8日(日)の朝刊で大会の様子が紹介されることになり、まだまだ認知度の低いテーブルサッカーだが、公式大会の実施が広報活動への相乗効果をもたらす大会となったといえる。 また、開催場所の提供をいただいた大会協力店舗やJTSF地元スタッフの努力もあり今年度も多くのビギナープレイヤーが参加、テーブルサッカーの裾野を広げる地元の取り組みは敬意に値し、協会にとってもあらためて大事な大会であることが認識された。ほかにも昨年に続き地元の食品提供業者によるカレーメニューの提供や、2日目にはキッチンカーの出店などもあり、多くのプレイヤーが充実した大会を送ることができ満足度の高い公式大会となった。

魚の旨みとともに味わうスパイスカレー(後藤さんのカレー
ライスバーガー(KIMAGURE)
キッチンカーによる出店でライスバーガーはじめさまざまなメニューを提供(KIMAGURE) 

主な競技結果

◎9月7日オープン・シングルス (エントリー32名)

【順位】
優勝:山本駿康

2位:鈴木雅雄

3位:稲上裕仁

【決勝ゲーム】

ベスト・オブ・3ゲーム/5点先取(トルネード)

山本駿康2ゲーム ― 鈴木雅雄1ゲーム

1stゲーム: 山本駿康4 ― 鈴木雅雄5

鈴木のサーブから始まった1stゲーム。鈴木が2点を先取した後、今度は山本がプルショットで1点を返し、続けてロールでファーサイドに2点目を決め同点に。続けて鈴木がクイックのロールで3点目、さらに山本がロールをファーに決めこちらも3点目を決め、両者一歩も引かない展開となる。そして、鈴木がロールでファーサイドに1点を決め、先に4点目を取るが山本のファイブからフロントへのパスがこぼれてゴールし4-4のゲームボールに。緊張感のある展開のなか、山本がタイムアウト、試合再開後に、鈴木がロールでファーからアングルのついたボールをセンターへ決め、1stゲームを先取。

2ndゲーム: 山本駿康5 ― 鈴木雅雄4 

2ndゲームも鈴木の先制点から始まり、山本が続けてロールで1点を返し、最初のゲームと同様に点の取り合いでゲームが進むかに見えたが、鈴木のバックスからのショットを山本が2メンロッドでディフェンスし弾いたボールがそのままゴールへ向かいゴールインして2点目を先取すると、そこから続けて、山本がロールで2点を連続得点、4点のゲームポイントに。そのまま一気に山本の流れになるかと思われたが、鈴木がロールのクイックショットで1点を返すと、続けても鈴木がロールのアングル気味のショットで3点目を入れ1点差まで追い上げる展開に。ここで山本がタイムアウト、試合再開後、フロントでボールを持った鈴木がさらにタイムアウトを取る。再会後、鈴木のロールショットがディフェンスの人形に当たるもゴールイン、1stゲームに続き4-4のゲームボールとなる展開に。最後は山本がバックスからのプッシュショットを鈴木がディフェンスで弾いたボールがゴールに入り2ndゲームは山本が勝利、勝負の行方はファイナルゲームに。

3rdゲーム: 山本駿康5 ― 鈴木雅雄1

3rdゲームは、鈴木のロールショットを山本が止めて止まりかけたボールを2メンロッドで素早くバックスから打ち込みゴール、山本の先制点からスタート。続けてボールを保持した山本はロールでニアポジションにボールをセット、ゴールが空く瞬間をストレートで狙い見事ゴールし2点を先制する。その後、鈴木が1点を返すが、山本がファイブメンからのショットでゴール、続けてロールで2得点し、一気に4点のマッチポイントに。試合の流れは完全に山本へ、最後のウイングショットは、ファイヴメンからのショットでオープンシングルスの優勝を掴んだ。

<優勝 山本駿康インタビュー>

鈴木選手が強い選手だとわかっているので自分のベストを尽くす事だけを考えてました。1st ゲームは鈴木選手に最初、立て続けに2本きっちり入れられていたので、まずはシュートを止める事、どうやって守るかをすごく意識してましたね。2ndゲームでは守り方を変えたりしながら進め、4-1と点数的には先行できていたので、相手に3点取られるまでは、ショットなど次のゲームに活かす事も意識しながら試せるものを試していました。ただ4点目取られてからは必死でしたけど(笑)。3 rdゲームは、幸い鈴木選手がシュートの調子が良くなかったので、うまく止められたこともあり良い結果に繋がりましたね。今回、久しぶりに日本の大会に参加しました。東海オープンでもいろいろ考慮され、ベストオブ3の試合などを採用したり、JTSFが世界のスタンダードな大会形式に近づけるように意識してくれたと思いますし、そうすることで世界中のプレイヤーが日本の大会に参加してくれることになると思うので、期待しています。

◎9月7日オープン・ダブルス (エントリー 24チーム)

【順位】
優勝:稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude

2位:岩田拓実/成田真名夫

3位:川中健人/江藤敏徳

【決勝ゲーム】

ベスト・オブ・3ゲーム/5点先取(トルネード)

稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 2ゲーム ― 岩田拓実/成田真名夫0ゲーム

1stゲーム:稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 5 ― 岩田拓実/成田真名夫 4

稲上がロールを決め先制点を取った後、今度は岩田がキックショットですぐさま1点取り返す。続けて成田がバックスからアングルのついたショットで得点、さらに岩田がプルショットで得点と岩田・成田ペアが一気に3連続得点しリード。ここまで1点のみの得点だった稲上がウォーキングでロールの狙いを定めるスタイルから、ボールを止めたまま狙いを定めるスタイルへ変更し、ロールをファーサイドへ決め1点差に。さらにその後、岩田がプルショットで1点を決め岩田・成田ペアは4点に。追い込まれた稲上・Nicolasペアだったが、ボールを止めたまま狙いを定めるスタイルに変えた稲上が2点を連続得点し4-4のゲームボールに。稲上・Nicolasペアのタイムアウトを挟み、最後は稲上がロールをニアサイドに決め1stゲームを逆転勝利した。

2ndゲーム:稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 5 ― 岩田拓実/成田真名夫 2

2ndゲームでも稲上はボールを止めたまま狙いを定めるスタイルをキープしロールで先制点を取得。続けて両チームが交互にポイントを重ね、2-2の均衡した展開に。その後、稲上がファイブメンからシュートを放ち3点目を得ると、試合の流れが稲上・Nicolasペアへ変わりそうな気配を察したのか、岩田・成田ペアはタイムアウトを取得、フロントとバックスを入れ替わるなど変化をつけながら応戦。だが稲上がロールで4点目を決めマッチポイントに。稲上・Nicolasペアのタイムアウトを挟み、稲上がロールでウイニングショットを決め、東海オープンのダブルス優勝を手にした。

<稲上・Nicolasペアインタビュー>

1st ゲームは1点取った後、3点連続で入れられて大きく先行されました。なかなかこちらもシュートを決めらなかった事もあり、作戦として、ロールのウォーキングで狙う打ち方を、真ん中でなくて1個ずらした位置にセットしてじっと動かずに狙うという打ち方に変えました。相手に気持ち悪い不気味さを感じさせるという意図だったんですが、最初の打ち方が前振りとなって、ここからシュートが決まりましたね。2ndゲームでは、点数の取れていた動かない打ち方をベースに、ファイブからのシュートや動きながらのシュートと変化をつけて、試合をまとめられたと思います。(稲上)

最初のゲームは相手のシュートを見るための時間として使っていました。こちらが有利なタイミングで思い切ってディフェンスを変えたりと駆け引きをしていましたね。バックスからのシュートはセンターは狙わず、アングルをつけたショットでリスクを取らずに、(稲上)裕仁にボールを送る事を意識していました。運が良かった部分ももちろんあるけれど、全体的に我々のペースでコントロールできた良いゲームができたと思います。(Nicolas)

その他の競技結果

Pro-AM Doubles 1位岩田拓実/Daugelaite Karolina 2位:稲上裕仁/田中洋介 3位:牟田裕之/登山優佳

Rookie Doubles 1位:松本守貴/南雄貴 2位:Daugelaite Karolina/Povilaitis Vytautas

3位:八木美有記/山口優仁

Beginner Doubles 1位:中橋美貴/鎌倉保彦 2位:上田裕太郎/山口進也 3位:西塚高志/鈴木渚

Special Thanks

<テーブル貸し出し協力>

Dining cafe & Live Four Roses

<副賞商品協賛>

ブービーズ太田川

pub&kitchen 23STAND

<出店協力>

KIMAGURE(キッチンカー)

https://www.instagram.com/kimagure418?igsh=MzRlODBiNWFlZA==

後藤さんのカレー

https://www.instagram.com/mr.goto.curry?igsh=MzRlODBiNWFlZA==

東海オープン2024大会結果とポイント獲得結果について

JTSF(Japan Table Soccer Federation)主催、東海オープン2024(2024年9月6日~8日)の各種目別の順位を掲載いたします。

種目別結果

Open Singles

1位山本 駿康Takayasu Yamamoto
2位鈴木 雅雄Masao Suzuki
3位稲上 裕仁Yuji Inagami

Pro-AM Doubles

1位岩田 拓実
カロリナ ドゲライテ
Takumi Iwata
Daugelaite Karolina
2位稲上 裕仁
田中 洋介
Yuji Inagami
Yosuke Tanaka
3位牟田 裕之
登山 優佳
Hiroyuki Muta
Yuka Toyama

Open Doubles

1位稲上 裕仁
ドゥーク ニコラ クロード
Yuji Inagami
Duque Nicolas-Claude
2位岩田 拓実
成田 真名夫
Takumi Iwata
Manao Narita
3位川中 健人
江藤 敏徳
Kento Kawanaka
Toshinori Eto

Rookie Doubles

1位南 雄貴
松本 守貴
Yuki Minami
Moriyoshi Matumoto
2位ポビライテス ヴィータウタス
カロリナ ドゲライテ
Povilaitis Vytautas
Daugelaite Karolina
3位八木 美有記
山口 優仁
Miyuki Yagi
Yuto Yamaguchi

Beginner Doubles

1位よっちゃん
やっくん
2位ぐっさん
うえだ
3位にしさん
なぎちゃん

4位以降の結果については、こちらのPDFからご覧ください。

東海オープン2024順位表

東海オープン終了現在の暫定ポイントランキング

また、 東海オープン2024開催に伴ってプレーヤーが獲得したポイントを反映した暫定ランキングを掲載いたします。

2024年9月東海オープン終了現在暫定ポイントランキング

本ランキングはプレーヤーの獲得ポイントの途中経過を確認するものであり、2024年度中の大会のクラス分けは2024年 ポイントラインキングに準じます。

結果に関するお問い合わせは、日本テーブルサッカー協会までお問い合わせください。

関西のあの名物番組に『オウギマチ ラブ ブリトー』が登場!

関西オープン大会の開催会場の提供などで多大なるご協力をいただいている、大阪の『オウギマチ ラブ ブリトー』が、関西エリアでお馴染みの朝の情報バラエティ番組『よーいドン!』(関西テレビ)の名物コーナー「となりの人間国宝さん」(2024年8月23日放送)で取り上げられ紹介されました。レギュラーレポーターの月亭八光さんに加え、今回はスペシャルゲストでハライチの岩井勇気さん、澤部佑さんらがお店を訪問、ちょうどその日は、月に一度のラブブリトー・マンスリートーナメントの大会日でもあり、関西のテーブルサッカープレイヤーも集うなか、大いに取材ロケも盛り上がりました。

また取材中には八光さん・須田貞雄さんのペアと、岩井さん・澤部さんペアのテーブルサッカー対決も行われ、レポーターの御三方がテーブルサッカーを体験していただいている様子も番組で放送され、テーブルサッカーの存在を視聴者のみなさんに幅広く知ってもらえる機会となりました。

愛のある3人からのツッコミも交えながら、テーブルサッカー・ファミリーとして須田さんご一家の紹介とともに、番組恒例のとなりの人間国宝さんに須田さん一家が認定されました。

大阪でテーブルサッカーを楽しめるお店の代表格ともいえる『オウギマチ ラブ ブリトー』、ベテランプレイヤーのみなさまはもちろん、初心者の方も須田さんが遊び方をレクチャーしてくれますので、テーブルサッカーに少しでも興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてください!

『オウギマチ ラブ ブリトー』

大阪市北区山崎町1-8 稲村ビル2F

070-8933-7933

営業時間:12:00~15:00、17:00~23:00、日曜は12:00~15:00

定休日:なし

JR環状線天満駅・大阪メトロ堺筋線扇町駅より徒歩3分

https://instabio.cc/4031002jgd3AF

【Result report/結果発表】7/22 JTSF presents SAP Monster DYP tournaments @ SAP Shin-Ohkubo / 新大久保 SAP

*日本語  / English follows.

JTSF(日本テーブルサッカー協会)主催による、「Monster DYP @SAP 2024」が2024年7月22日に開催された。

Monster DYP @SAP 2024 レポート テーブルサッカーの普及やプレイヤー同士の交流促進を目指すJTSF(日本テーブルサッカー協会)主催による「Monster DYP@SAP 2024」が2024 年7月22日に開催された。 東京・新大久保駅近くにあるS AP(Study Abroad Pub)を会場にした初めての開催にもかかわらず、アメリカ、ドイツ、イタリア、リトアニア、日本といった国際色豊かな参加者12名がエントリーし熱戦を繰り広げた。 今回、試合は、モンスターD Y Pによるランダムのパートナーと組む予選を5試合実施、その勝敗順位をもとに決勝リーグを進行する方式を採用、初心者、経験者問わず、誰もが6試合経験できる大会として、幅広いプレイヤーにより多くの試合を体験してもらうことを目指し運用。結果はJ T S F の上位ランキングをキープする成田選手と藤城選手が順当に優勝、川中選手とFernando 選手が準優勝の大健闘のほか、Karolina 選手とYannik 選手が激戦を制し3 位に入賞した。

参加者の皆様、開場提供いただきましたS A P(Study Abroad Pub)様、代表のDavide Rossi様、Shihoko Aoki 店長に御礼申しあげます。

Study Abroad Pub (SAP) – Drinks and Great Friends

https://maps.app.goo.gl/CrVJEvZQdjbFmr8x5https://maps.app.goo.gl/CrVJEvZQd
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*English

“Monster DYP @SAP 2024,” organized by the Japan Table Soccer Federation (JTSF) to promote the spread of table soccer and encourage interaction among players, was held on July 22, 2024. Despite it being the first event held at SAP (Study Abroad Pub) near Shin-Okubo Station in Tokyo, twelve participants from various countries, including the United States, Germany, Italy, Lithuania, and Japan, entered and competed fiercely.

In this event, the tournament adopted a format where five preliminary matches were played with randomly assigned partners using the Monster DYP system, followed by a final league based on the rankings from the preliminary matches. This system aimed to allow a wide range of players, regardless of experience, to participate in six matches. As a result, top-ranked JTSF players Narita and Fujishiro won the championship, while Kawashima and Fernando put up a great fight to secure second place. Additionally, Karolina and Yannik triumphed in their intense matches to claim third place.

We would like to extend our gratitude to all the participants, SAP (Study Abroad Pub) for providing the venue, Mr. Davide Rossi, and the manager, Shihoko Aoki.

Study Abroad Pub (SAP) – Drinks and Great Friends

https://maps.app.goo.gl/CrVJEvZQdjbFmr8x5https://maps.app.goo.gl/CrVJEvZQd
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関西オープン2024ポイント獲得結果について

JTSF(Japan Table Soccer Federation)主催、関西オープン2024(2024年5月10日~12日)の大会結果および獲得ポイント数について掲示いたします。

大会の結果については、ITSFの公式ページよりご確認ください。

F.A.S.T – Players’ station (fast4foos.org) 

Results of Kansai Open – ITSF 250 WT 2024 | International Table Soccer Federation

また、 関西オープン2024開催に伴ってプレーヤーが獲得したポイントを反映した暫定ランキングを掲載いたします。

2024年5月関西オープン終了現在暫定ポイントランキング

本ランキングはプレーヤーの獲得ポイントの途中経過を確認するものであり、2024年度中の大会のクラス分けは2024年 ポイントラインキングに準じます。

結果に関するお問い合わせは、日本テーブルサッカー協会までお問い合わせください。

関西オープン2024 大会 レポート

海外選手が各種目を席巻し優勝!

JTSF(日本テーブルサッカー協会)主催による、「関西オープン2024」が2024年5月10日~5月12日にかけて開催された。

昨年に続き、国内各地のプレイヤーはじめ、アメリカ、フランスといった海外からのプレイヤーも参加し、熱い戦いが繰り広げられた。今回はオープンシングルス、オープンダブルス、プロアマダブルス、シニアダブルス、ルーキーダブルスなどの種目を開催、ボンジニ、レオンハート、トルネードと3種のテーブルを使用して各種目を競い合った。

試合は、オープンシングルス、オープンダブルスともにアメリカ選手が両タイトルを勝ちとる結果となり、彼らのパワフルかつ巧みなプレイスタイルを目の当たりにし、国内プレイヤーにとっては大きな刺激を受ける機会となった。また、今大会は2024年の新シーズンの始まりとなるトーナメントであり、各選手それぞれが課題や目標を見定め、成長につながる有意義な大会であった。

大会終了後には、協会から今後の大会(東海オープン・ジャパンオープン)の開催予定がアナウンスもされ、次回以降も多くのプレイヤーが参加し白熱することを期待したい。またアフターコンペティションの選手同士の交流も大いに盛り上がり、3日間にわたる関西オープンは閉幕を迎えた。

主な競技結果

◎5月11日オープン・シングルス (エントリー32名)

オープン・シングルス 優勝 Dan Barber

優勝:Dan Barber(USA)

2位:川中健人(日本)

3位:岩田拓実(日本)

【決勝ゲーム】
ベスト・オブ・3ゲーム/5点先取(トルネード)

Dan Barber 2ゲーム ― 川中健人 0ゲーム

1stゲーム: Dan Barber 5 ― 川中健人 1

川中のボールサーブでスタートした1stゲーム。何度か両者にボールが渡った後、最初に3メンロッドでボールを保持したDan Barberが、プッシュショットで見事センターにゴールを決めファーストポイントを先取した。続いてもDan Barberが3メンロッドでボールポジションを動かしチェンジをしながら、ファーサイドの人形からボールを引きアングルを付けたショットでゴールを奪う。さらに今度はバックスからバンクショットを決め、Dan Barberが3点を先取。その後、川中も1点を返すが、直後、Dan Barberが最初のポイントと同じくプッシュショットをセンターに決め、4-1のゲームポイントに。続いて川中のボールサーブでの3メンロッドへのパスをDan Barberが阻み5メンロッドで保持、そのまま5メンロッドでシュートを放ち見事1stゲームを勝利した。
2 ndゲームもファーストポイントは、バックスからのプッシュショットでセンターへゴールを決めたDan Barberが取得。その後、ボールを保持したDan Barberがバックスからシュートを放つと、川中が5メンロッドでカウンターし得点、1-1のドローの展開に。しかし、すかさずDan Barberがボールサーブから3メンロッドへパスを通し、ボールをプッシュのセットポジションへボールを置くと同時にニアサイドの人形からクイックでアングルを付けてショットしゴール、2-1と1点リードする。続いて川中のパスミスのボールをDan Barberが5メンロッドで拾うと、あえて自らのバックサイドへボールを送り、バックスからのシュートを狙う作戦に。それが功を奏し、バックスからアングルのついたプッシュショットを決め3-1と大きくリードした。Dan Barberの一方的な流れになるかと思えたが、バックスでボールを保持した川中がキックショットでシュートを打ち得点、1点を返し食らいつく。その直後、ボールサーブのDan Barberはまたしても自らバックスへボールを送り、バックスからのシュートをチョイス。見事、プルショットで得点し、4-2とマッチポイントに持ち込むことに成功。後が無くなってしまった川中だが、Dan Barberがバックスでミスをしてこぼした球を3メンロッドで拾い、それをロールでニアサイドに決めて1点差に。さらに川中は3メンロッドでボールを保持し何度かシュートチャンスをゲット、クイックのロールが決まり4-4まで持ち込む展開となった。粘りを見せた川中が流れに乗って逆転できるかと期待が高まったが、最後はバックスでボールを保持したDan Barberがプルのブラッシュで見事なウイニングショットを決め、オープンシングルスの優勝を果たすこととなった。

<優勝 Dan Barber・インタビュー>
昨日の前夜祭で川中選手のゲームを見ていたのでその経験が役にたちましたね。1stゲームはリードしてゲームが取れたけど、2 ndゲームは追いつかれたので決して楽な試合では無かった。バックスからのシュートをあえてチョイスしたのは、私のバックスはいろいろなオプションがあるのでゲームを組み立てるうえで有効な選択肢のひとつになっています。そのチョイスはうまくいったと思うよ。日本のみなさんと一緒にプレイできてとても楽しかった。

◎ 5月12日オープン・ダブルス(エントリー20組40名)

オープン・ダブルス  優勝ペア Jerry Todd(USA)/Dan Barber(USA)

【順位】

優勝:Jerry Todd(USA)/Dan Barber(USA) 

2位:川中健人(日本)/江藤敏徳(日本) 

3位:鈴木雅雄(日本)/横山貴(日本)

【決勝ゲーム】

ベスト・オブ・3ゲーム/5点先取(トルネード)

Jerry Todd/Dan Barber 2ゲーム ― 川中健人/江藤敏徳 0ゲーム

1stゲーム: Jerry Todd/Dan Barber 5 ― 川中健人/江藤敏徳 2

2ndゲーム: Jerry Todd/Dan Barber 5 ― 川中健人/江藤敏徳 1

1stゲーム、 Jerry Toddのバックスからの3メンロッドへのパスがこぼれ、ボールが相手の人形へ当たりイレギュラーにバウンドしゴール、 運良くJerry&Danチームが1点を先取する展開からゲームが始まる。その後、川中が続けてファーサイド、ニアサイドへロールで2点を返し、川中・江藤ペアが1点をリードする。しかし、今度は Dan Barberがフロントでボールを保持し、プッシュポジションにボールをセット、ストレートショットを放ったところ、相手の人形に当たりボールが空中にはねてテーブルフレームに当たりゴールへ流れ込むというイレギュラーな得点に。直後、そのプレーをめぐり、インプレーか否かの判断でゲームがしばし中断し協議が行われたが、フレームのみに当たってのゴールだとの観覧者の証言もあり得点が認められ、2-2のスコアとなった。ゲーム再開後、再び Dan Barberがフロントからプッシュショットで1点を決めスコアは3-2に。なんとか食らいつきたい川中・江藤ペアだったが、その後、川中が5メンロッドからボールをこぼすミスをしてしまい、ボールは Dan Barberのもとへ。3メンロッド、ファーサイドの人形でボールを保持した Dan Barberはそのままアングルをつけて斜めにボールを打ちこみ4点目ゴールを決める。そのまま Jerry&Dan ペアへの流れは止まらず、再びフロントでボールを保持した Dan Barberは3メンロッドのニアサイドの人形でボールを手前の壁際にセット、そのままアングルをつけて打ち込み1stゲームを奪う。    2ndゲーム、江藤がバックスから打ったシュートを Dan Barberが5メンロッドでカウンターでゴールを決め、 Jerry&Danペアが1点目を得点。続いて川中がロールでセンターへ1点を返し、スコアは1-1に。続いて今度は Jerry Toddがバックスからプッシュキックで得点し1点リードの2-1に。均衡した展開が続くなか、流れてきたボールを5メンロッドで保持した川中がボールを動かしたところコントロールミスで5メンロッドから自陣のゴールへ向かってボールを打ってしまい、痛恨のオウンゴールを献上してしまう波乱の展開に。スコアは3-1で Jerry&Danペアがリード。ここで川中・江藤ペアはタイムアウトを取りなんとか立て直しを図るが、残念ながらゲーム再開後もその流れを変えることはできず。 Jerry Toddがバックスからバンクショットを決めマッチポイント、最後は Dan Barberが、フロントからプルキックでウイニングショットを決め、オープンダブルスの優勝を勝ち取った。

<優勝ペア Jerry Todd/Dan Barber インタビュー >
1stゲームはゴール判定を巡ってのブレイクタイムで僕らのほうに流れが変わったと思う。さらに言うと、2ndゲームでも相手のオウンゴールのミスの後のブレイクタイム後からは完全に流れがきたね。Danは僕のメインパートナーで信頼できる素晴らしいプレイヤー、本当にいい仕事をしてくれた。日本のみなさんは親切で、とても楽しい時間が過ごせました、感謝しています。(Jerry Todd)
最初は少し緊張していました。相手にもうまく守備をされていたし、どうすればよいか迷いもあった。だから2ndゲームでは気持ちを入れ替えて臨みました。その結果、いい流れができて良いパフォーマンスが出せたと思うよ。(Dan Barber)

その他の競技結果

プロ・アマダブルス 1位:Duanmu Chuanyun/村越和巳  2位:岩田拓実/Daugelaite Karolina 3位:吉田裕司/吉村風輝

シニア・ダブルス 1位:Jerry Todd/Dan Barber 2位:岩田拓実/成田真名夫 3位:植野穣/吉田之輝

ルーキー・ダブルス 1位:Povilaitis Vytautas/Daugelaite Karolina 2位:南雄貴/稲岡伸一 3位:八木美有記/吉村風輝

Tokyo Table Soccer TV( https://www.youtube.com/@YUZIxxx )

JTSFより

「関西オープン2024」開催にあたり会場提供いただきました『オウギマチ ラヴブリトー』様に感謝・御礼申し上げます。

ダンヒル130周年祝賀パーティーへのテーブルサッカー台の設置

2023.11.14 に、東京千代田区の九段ハウスにて開催されました英国メンズラグジュアリーブランド、ダンヒルの130周年祝賀パーティにてテーブルサッカーの設置をさせていただきました。

多くのVIPのお客様に楽しんでいただくことができました。

この場をお借りして主催者のダンヒル様に御礼申し上げます。

 

On November 14, 2023, at the 130th-anniversary celebration party of the British men’s luxury brand, Dunhill, held at Kudan House in Chiyoda-ku, Tokyo, we had the pleasure of setting up a table soccer area.

It was enjoyed by many VIP guests.

We would like to express our gratitude to the organizers at Dunhill for this opportunity.


https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000017105.html

 

 

 

 

 

 

東海オープン2023ポイント獲得結果について

JTSF(Japan Table Soccer Federation)主催、東海オープン2023(2023年11月10日~12日)のプレーヤーランキングおよび獲得ポイント数について掲示いたします。

ITSF

http://extranet.fast4foos.org/fast/tournament/players_station/players_station_home.jsp?tournamentId=0&originalTournamentId=703394929&lang=en&playerId=0&screenIndex=-1&noTimeout=true&barCode=null    

ASTA

https://asiatablesoccer.org/dl/tournaments/s/8e7f85/r/vIaeTwX1Q6icYGE…w4XQ/s/a55b37/r/vIaeTwX1Q6icYGE…w4XQ

結果に関するお問い合わせは、日本テーブルサッカー協会までお問い合わせください。

東海オープン2023 大会 速報レポート

2023年最後の公式オープン大会、ビギナーも多数参加し、大盛況で閉幕

JTSF(Japan Table Soccer Federation)主催による東海オープン2023(2023年11月10日~12日)が、446ブービーズ(愛知県・安城市)にて開催された。

 JTSF主催の公式大会としては、6月に開催された関西オープンに続く2023年度2回目の大会となった東海オープン。関西オープンに続いて参加したプレイヤーや、今年度初めての公式大会参加となるプレイヤーも含め69名(各種目参加者のべ157名)のテーブルサッカー選手が11月10日の前夜祭を皮切りに、11月12日までの3日間にわたり白熱のゲームを繰り広げた。今大会もITSF(International Table Soccer Federation)・ATSA(Asia Table Soccer Association)の公認大会となり、大会結果はJTSFによるプレイヤーランキングに反映される事はもちろん、JTSF、ATSFのランキングにも反映される極めて重要な大会となり、参加者が繰り広げる真剣な試合は迫力に満ちたものとなった。

また、開催会場の提供にあたった大会協力店舗や地元在住のJTSF協会スタッフの尽力もあり、テーブルサッカー未経験者や初心者など開催の地元から24名が参加するビギナーダブルス種目も開催され、参加者のプレーする熱狂の声が会場中を包むほどの盛り上がりをみせ、テーブルサッカーの魅力をビギナーの方々に直接体験してもらい普及につなげるための意義深い大会となった点も印象的だった。また、大会当日には地元のグルメ店提供メニューやコーヒー専門店の出店、地元有志の協力による大会開催期間のみ限定提供のカレーメニューなどもあり、プレイヤーはテーブルサッカーのみならず、地元の味も満喫できるという、かつてないホスピタリティあふれる大会となった。

丁寧にドリップして淹れてくれる香り高いコーヒー(daisy coffee)

コクのある深い旨みが味わい深いスパイスカレー(地元有志提供)

名古屋といえばはずせない、どて煮を載せた丼(魚菜食しゃもじや

主な競技結果

◎11月11日オープン・シングルス (エントリー30名)

オープン・シングルス 優勝 川中健人

優勝:川中健人(日本)

2位:鈴木雅雄(日本)

3位:稲上裕仁(日本)

【決勝ゲーム】
ベスト・オブ・3ゲーム/5点先取(トルネード)

川中健人 2ゲーム ― 鈴木雅雄 0ゲーム

1stゲーム: 川中健人 5 ― 鈴木雅雄 4

2ndゲーム: 川中健人 5 ― 鈴木雅雄 0

1stゲームは、川中が2ポイントを先行してスタートしたが、すぐさま、鈴木が2ポイントを取り返し同点に追いつく。その後、川中が5BARからのショットを含め2ポイントを取りセットポイントとなり、鈴木がすぐ2ポイントを取り返す展開でゲームボールに。その後、5点目のシュートのチャンスが川中に到来、先行してきた流れでセットのウイニングポイントを狙う川中、ここまではロールオーバーショットで攻めていたが、プルショットを選択しセット。プルからのキックで1ゲーム目をスコア5-4の僅差で勝利。
続いての2ndゲームも川中のバックスからのアングルのついたショットで1点目先取からスタート。続いてフロントのカウンターで1点、更にバックスからの1点と、立て続けに川中が計3ポイントを積み重ねる展開に。鈴木がなかなか得点を得られない展開が続き、川中には4点目のシュートチャンスが到来。ここでも川中はプルショットを選択し見事にファーサイドに得点を決めマッチポイントの王手。完全に試合の流れは川中へ、そしてウイニングショットもプルショットをニアサイドへ決め、オープンシングルス優勝を勝ち取った。

<優勝 川中健人・インタビュー>
テーブル・ボールのコンディションで多少のやりにくさはありましたが、予選ラウンドはひとつ落としてたとはいえ本選まで順調に進んでこれました。決勝戦の1stゲームは、ゲームボールまでいきましたが、先行して進んでいたので流れは悪くなかったです。ただロールオーバーのショットを結構止められていたので、5点目のショットはプルショットを選択し、結果、決める事ができました。2ndゲーム、展開としては一方的に点が取れていましたが、相手は自分より格上だと思っていましたので、気持ち的には決して余裕という感じはなかったですね。やはり2ndゲームも1stゲームと同じ理由からプルショットを選択し勝つことができました。

◎ 11月12日オープン・ダブルス(エントリー17組34名)

オープン・ダブルス  優勝ペア 稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude

【順位】

優勝:稲上裕仁(日本)/Duque Nicolas-Claude(日本) 

2位:須田貞雄(日本)/須田ひまわり(日本) 

3位:村越和巳(日本)/吉田裕司(日本)

【決勝ゲーム】

ベスト・オブ・3ゲーム/5点先取(トルネード)

稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 2ゲーム ― 須田貞雄/須田ひまわり 0ゲーム

1stゲーム: 稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 5 ― 須田貞雄/須田ひまわり 3

2ndゲーム: 稲上裕仁/Duque Nicolas-Claude 5 ― 須田貞雄/須田ひまわり 4

1stゲームは、須田(ひ)がプルショットでファーサイドへ1ポイントを決めてスタート。その後、稲上がロールオーバーで3ポイントを連続して決めリード。続いて須田(ひ)が1ポイントを返し、スコアは1点差に。その後、Nicolasがバックスからアングルのついたショットをシュートし1点を追加し4点目を得点。続いて須田(ひ)も1点を返すが、最後は稲上が1stゲームを決める5点目を決めた。須田・須田ペアは追いかけるも逃げ切られた形となった。

2ndゲーム開始からは、なかなかお互いに点が決まらない状態が続き膠着状態。須田・須田ペアがタイムアウトを取り、試合再開後からゲームが動き出す。稲上が2ndゲームの1点目を決めると、更に稲上が1点を追加、続いて今度はバックスのNicolasが1stゲームで決めたのと同じようなアングルのついたショットをバックスから決め、一挙に3点を先取。一気に流れが決まったように見えたが、須田(ひ)がストレートに一本ショットを決め1点を取り返すと、続いて須田(貞)がバックスからブラッシュで1点を追加し1点差まで追いつく。更に須田・須田ペアが2回目のタイムアウトを取り再開後に再び須田・須田ペアが1点を取り3-3の同点まで追いつく展開に。その後、稲上が4点目を狙い力強く放ったシュートが相手の壁に当たり、自らのゴールへ跳ね返って入るオウンゴールとなり、先行を許していた須田・須田ペアが遂に逆転をし、セットポイントに。その後、今度は稲上がロールオーバーでファーサイドに1本を決め、4-4の同点、2ndゲームのゲームボールに。緊張感が漂うなか、稲上・Nicolasペアがタイムアウトを挟み、最後のウイニングショットを稲上が放つが、直には決まらず、流れ玉となりゴールイン。見事、オープンダブルスの優勝を勝ち取った。緊迫感のある展開で、非常に見ごたえのある、決勝にふさわしい好ゲームだったといえる。

<優勝ペア 稲上裕仁/Duque Nicolas-Claudeインタビュー >
ゲーム全体としてはNicolasが後ろで試合を見ながらアドバイスをくれるので助かっています。1stゲームはリードしながら進められたし、Nicolasがいいタイミングでバックスから決めてくれて助かった。2ndゲームで同点に追いつかれてきたあたりは結構プレッシャーを感じていた。でも自分のシュートが相手の壁に当たってオウンゴールしてしまって逆転された時は、それほどメンタルには影響しなかったです。試合にはアンラッキーはつきものだし、どこかでこっちにラッキーな事も起こりうるわけですから。現に最後のウイニングショットは逆にラッキーでうちの得点になって優勝できましたからね。(稲上) 関西に続いて東海でも優勝できたので嬉しいですね。僕もいいところでバックスから2点決めたしね(笑)僕には裕仁といういいパートナーがいてくれて最高です。(Nicolas)

その他の競技結果

プロ・アマダブルス 1位:成田真名夫/村越和巳  2位:岩田拓実/宮下好美 3位:須田ひまわり/山下忠良

ルーキー・ダブルス 1位:森安将吾/八木美有紀 2位:宮崎将伍/宮下好美 3位:藤平浩史/吉田繁行

ビギナー・ダブルス 1位:青山唯/田中愛子 2位:大澤恵斗/金本昴志郎 3位:大野一道/小池匠

*最終的な大会結果、各種ポイントなどはJTSFのHPにて掲載される予定

*大会の模様は、YOUTUBEにて配信中 

Tokyo Table Soccer TV( https://www.youtube.com/@YUZIxxx )

JTSFより

「東海オープン2023」開催にあたり会場提供、競技用テーブル貸出、入賞者贈呈用トロフィー提供、飲食出店協賛、副賞提供をいただきました皆様に、感謝・御礼申し上げます。

【会場提供】
446ブービーズ

【競技用テーブル貸出協力】
Dining cafe & Live Four Roses

【入賞者贈呈用トロフィー提供】
 渡辺 歩
【飲食出店協賛】
daisy coffee』(コーヒー) 
魚菜食しゃもじや』(どて丼・どて煮)
地元有志(カレー)

【副賞協賛】
Dining cafe & Live Four Roses』 
BOOBY’S BRITISH PUB 太田川店』  
ブービーズ豊田店』 
『ラウンジ蜜柑』 
pub & kitchen 23STAND』