関西オープン2024 大会 レポート

海外選手が各種目を席巻し優勝!

JTSF(日本テーブルサッカー協会)主催による、「関西オープン2024」が2024年5月10日~5月12日にかけて開催された。

昨年に続き、国内各地のプレイヤーはじめ、アメリカ、フランスといった海外からのプレイヤーも参加し、熱い戦いが繰り広げられた。今回はオープンシングルス、オープンダブルス、プロアマダブルス、シニアダブルス、ルーキーダブルスなどの種目を開催、ボンジニ、レオンハート、トルネードと3種のテーブルを使用して各種目を競い合った。

試合は、オープンシングルス、オープンダブルスともにアメリカ選手が両タイトルを勝ちとる結果となり、彼らのパワフルかつ巧みなプレイスタイルを目の当たりにし、国内プレイヤーにとっては大きな刺激を受ける機会となった。また、今大会は2024年の新シーズンの始まりとなるトーナメントであり、各選手それぞれが課題や目標を見定め、成長につながる有意義な大会であった。

大会終了後には、協会から今後の大会(東海オープン・ジャパンオープン)の開催予定がアナウンスもされ、次回以降も多くのプレイヤーが参加し白熱することを期待したい。またアフターコンペティションの選手同士の交流も大いに盛り上がり、3日間にわたる関西オープンは閉幕を迎えた。

主な競技結果

◎5月11日オープン・シングルス (エントリー32名)

オープン・シングルス 優勝 Dan Barber

優勝:Dan Barber(USA)

2位:川中健人(日本)

3位:岩田拓実(日本)

【決勝ゲーム】
ベスト・オブ・3ゲーム/5点先取(トルネード)

Dan Barber 2ゲーム ― 川中健人 0ゲーム

1stゲーム: Dan Barber 5 ― 川中健人 1

川中のボールサーブでスタートした1stゲーム。何度か両者にボールが渡った後、最初に3メンロッドでボールを保持したDan Barberが、プッシュショットで見事センターにゴールを決めファーストポイントを先取した。続いてもDan Barberが3メンロッドでボールポジションを動かしチェンジをしながら、ファーサイドの人形からボールを引きアングルを付けたショットでゴールを奪う。さらに今度はバックスからバンクショットを決め、Dan Barberが3点を先取。その後、川中も1点を返すが、直後、Dan Barberが最初のポイントと同じくプッシュショットをセンターに決め、4-1のゲームポイントに。続いて川中のボールサーブでの3メンロッドへのパスをDan Barberが阻み5メンロッドで保持、そのまま5メンロッドでシュートを放ち見事1stゲームを勝利した。
2 ndゲームもファーストポイントは、バックスからのプッシュショットでセンターへゴールを決めたDan Barberが取得。その後、ボールを保持したDan Barberがバックスからシュートを放つと、川中が5メンロッドでカウンターし得点、1-1のドローの展開に。しかし、すかさずDan Barberがボールサーブから3メンロッドへパスを通し、ボールをプッシュのセットポジションへボールを置くと同時にニアサイドの人形からクイックでアングルを付けてショットしゴール、2-1と1点リードする。続いて川中のパスミスのボールをDan Barberが5メンロッドで拾うと、あえて自らのバックサイドへボールを送り、バックスからのシュートを狙う作戦に。それが功を奏し、バックスからアングルのついたプッシュショットを決め3-1と大きくリードした。Dan Barberの一方的な流れになるかと思えたが、バックスでボールを保持した川中がキックショットでシュートを打ち得点、1点を返し食らいつく。その直後、ボールサーブのDan Barberはまたしても自らバックスへボールを送り、バックスからのシュートをチョイス。見事、プルショットで得点し、4-2とマッチポイントに持ち込むことに成功。後が無くなってしまった川中だが、Dan Barberがバックスでミスをしてこぼした球を3メンロッドで拾い、それをロールでニアサイドに決めて1点差に。さらに川中は3メンロッドでボールを保持し何度かシュートチャンスをゲット、クイックのロールが決まり4-4まで持ち込む展開となった。粘りを見せた川中が流れに乗って逆転できるかと期待が高まったが、最後はバックスでボールを保持したDan Barberがプルのブラッシュで見事なウイニングショットを決め、オープンシングルスの優勝を果たすこととなった。

<優勝 Dan Barber・インタビュー>
昨日の前夜祭で川中選手のゲームを見ていたのでその経験が役にたちましたね。1stゲームはリードしてゲームが取れたけど、2 ndゲームは追いつかれたので決して楽な試合では無かった。バックスからのシュートをあえてチョイスしたのは、私のバックスはいろいろなオプションがあるのでゲームを組み立てるうえで有効な選択肢のひとつになっています。そのチョイスはうまくいったと思うよ。日本のみなさんと一緒にプレイできてとても楽しかった。

◎ 5月12日オープン・ダブルス(エントリー20組40名)

オープン・ダブルス  優勝ペア Jerry Todd(USA)/Dan Barber(USA)

【順位】

優勝:Jerry Todd(USA)/Dan Barber(USA) 

2位:川中健人(日本)/江藤敏徳(日本) 

3位:鈴木雅雄(日本)/横山貴(日本)

【決勝ゲーム】

ベスト・オブ・3ゲーム/5点先取(トルネード)

Jerry Todd/Dan Barber 2ゲーム ― 川中健人/江藤敏徳 0ゲーム

1stゲーム: Jerry Todd/Dan Barber 5 ― 川中健人/江藤敏徳 2

2ndゲーム: Jerry Todd/Dan Barber 5 ― 川中健人/江藤敏徳 1

1stゲーム、 Jerry Toddのバックスからの3メンロッドへのパスがこぼれ、ボールが相手の人形へ当たりイレギュラーにバウンドしゴール、 運良くJerry&Danチームが1点を先取する展開からゲームが始まる。その後、川中が続けてファーサイド、ニアサイドへロールで2点を返し、川中・江藤ペアが1点をリードする。しかし、今度は Dan Barberがフロントでボールを保持し、プッシュポジションにボールをセット、ストレートショットを放ったところ、相手の人形に当たりボールが空中にはねてテーブルフレームに当たりゴールへ流れ込むというイレギュラーな得点に。直後、そのプレーをめぐり、インプレーか否かの判断でゲームがしばし中断し協議が行われたが、フレームのみに当たってのゴールだとの観覧者の証言もあり得点が認められ、2-2のスコアとなった。ゲーム再開後、再び Dan Barberがフロントからプッシュショットで1点を決めスコアは3-2に。なんとか食らいつきたい川中・江藤ペアだったが、その後、川中が5メンロッドからボールをこぼすミスをしてしまい、ボールは Dan Barberのもとへ。3メンロッド、ファーサイドの人形でボールを保持した Dan Barberはそのままアングルをつけて斜めにボールを打ちこみ4点目ゴールを決める。そのまま Jerry&Dan ペアへの流れは止まらず、再びフロントでボールを保持した Dan Barberは3メンロッドのニアサイドの人形でボールを手前の壁際にセット、そのままアングルをつけて打ち込み1stゲームを奪う。    2ndゲーム、江藤がバックスから打ったシュートを Dan Barberが5メンロッドでカウンターでゴールを決め、 Jerry&Danペアが1点目を得点。続いて川中がロールでセンターへ1点を返し、スコアは1-1に。続いて今度は Jerry Toddがバックスからプッシュキックで得点し1点リードの2-1に。均衡した展開が続くなか、流れてきたボールを5メンロッドで保持した川中がボールを動かしたところコントロールミスで5メンロッドから自陣のゴールへ向かってボールを打ってしまい、痛恨のオウンゴールを献上してしまう波乱の展開に。スコアは3-1で Jerry&Danペアがリード。ここで川中・江藤ペアはタイムアウトを取りなんとか立て直しを図るが、残念ながらゲーム再開後もその流れを変えることはできず。 Jerry Toddがバックスからバンクショットを決めマッチポイント、最後は Dan Barberが、フロントからプルキックでウイニングショットを決め、オープンダブルスの優勝を勝ち取った。

<優勝ペア Jerry Todd/Dan Barber インタビュー >
1stゲームはゴール判定を巡ってのブレイクタイムで僕らのほうに流れが変わったと思う。さらに言うと、2ndゲームでも相手のオウンゴールのミスの後のブレイクタイム後からは完全に流れがきたね。Danは僕のメインパートナーで信頼できる素晴らしいプレイヤー、本当にいい仕事をしてくれた。日本のみなさんは親切で、とても楽しい時間が過ごせました、感謝しています。(Jerry Todd)
最初は少し緊張していました。相手にもうまく守備をされていたし、どうすればよいか迷いもあった。だから2ndゲームでは気持ちを入れ替えて臨みました。その結果、いい流れができて良いパフォーマンスが出せたと思うよ。(Dan Barber)

その他の競技結果

プロ・アマダブルス 1位:Duanmu Chuanyun/村越和巳  2位:岩田拓実/Daugelaite Karolina 3位:吉田裕司/吉村風輝

シニア・ダブルス 1位:Jerry Todd/Dan Barber 2位:岩田拓実/成田真名夫 3位:植野穣/吉田之輝

ルーキー・ダブルス 1位:Povilaitis Vytautas/Daugelaite Karolina 2位:南雄貴/稲岡伸一 3位:八木美有記/吉村風輝

Tokyo Table Soccer TV( https://www.youtube.com/@YUZIxxx )

JTSFより

「関西オープン2024」開催にあたり会場提供いただきました『オウギマチ ラヴブリトー』様に感謝・御礼申し上げます。

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