明けましておめでとうございます。
蔓延するコロナウィルスの第3波の中、皆様も大変不自由な生活を強いられていらっしゃるかと思います。
このウィルスのために、2019年のJTSFの活動は非常に制限されたものとなりました。公式の大会は開催できず、車椅子使用者への体験会や東京おもちゃ美術館での体験会はそれぞれ1回のみでした。ITSFもまた多くの大会が実施できず、今年開催予定であったワールドチャンピオンシップとワールドカップの来年への延期が決定されました。
それに伴い、ワールドチャンピンシップへの参加資格を決めるポイント獲得の期間を2019-2020年から2019-2021年とする事としました。JTSFとしてもITSFにならい次回ワールドチャンピオンシップおよびワールドカップ代表選出のためのポイントの集計期間を2019-2021年とさせて頂きます。
このコロナ禍の中、ITSFは加盟国に各国のオリンピック委員会や体育連盟に働きかけ国民的なスポーツとして認めてもらうように活動するように求めてきました。そこで私はJOCに3回メールを送りましたが返信はありませんでした。次に日本スポーツ協会に問い合わせてみました。返信がきてスポーツ団体として加盟するための条件が送られてきたのですが、法人格を有し、8都道府県に支部を持ち、毎年の加盟料を支払うという現在のJTSFにはハードルが高いものでした。よって、引き続き加盟できる団体を探していくつもりです。
十分な活動ができない中、JTSFとしては2019年に新たに発表されたITSFのルールブックの日本語訳に着手しました。なかなかややこしい英文であるため、翻訳には手間取っていますが今年の前半ぐらいまでには完成を目指しております。
さて、皆様の一番の関心事は今後の大会開催についてかと思います。ITSFは大会の開催はコロナウィルス感染に対する各国の政府の方針に従うよう求めています。コロナウィルスパンデミックが終息し、3密での大会であっても問題なく開催できるという政府の発表を待ち、大会の開催を計画しようと考えております。
コロナウィルスのワクチン接種も来月から開始されるようですが、多くの人に行き渡るまでにはまだまだ時間がかかりそうです。感染が終息した後に皆様に大会会場でお会いできる日を楽しみにしております。その時までコロナに感染しないよう十分にお気をつけてお過ごしください。皆様のご健康をお祈りいたします。
小林 充